メガネの為に開発されたエクセレンスチタンは、まずは掛ける人がストレスを感じないようにする為には、どのような特性が必要かを考えて開発されています。その為、今までのチタン合金以上にしなやかなバネ性を持つ素材となっており、軽くてやさしく包み込まれるような掛け心地を実現することが可能となりました。
メガネは掛けているうちに形が変わってしまい、ゆるくなったり、ずれ落ちてしまったりすることがあります。エクセレンスチタンは、そのような状況をなるべく少なくする為、その形を記憶することができる形状記憶性を備えています。その為、通常の使用においては、しなやかなバネ性が発揮され、型崩れすることがなく、購入時の掛け心地・ホールド感が持続します。
メガネは、顔に掛けることで、表情を豊かにしたり、それまでとは違った自分を表現したりすることができるアイテムです。その為、掛け心地と同じように、そのデザイン性もまた大切な要素です。形状記憶合金(NT合金)は、非常に優れたバネ性を持っている素材ですが、加工が難しい素材である為、他の金属に比べてデザイン性の幅が限られています。エクセレンスチタンは、この加工性の壁を乗り越えることも大きなテーマのひとつでした。その結果、繊細なデザイン形状を維持することができる形状記憶性に加工性の良さが加わった素材となり、しなやかなバネ性がありながら、なおかつこれまでは実現が難しかったデザインのメガネを創ることができる可能性が広がりました。
ニッケルは金属アレルギーの原因のトップに挙げられており、それに対応する形で生まれ、発展を遂げてきたチタンフレームは、シャルマングループの歴史の重要な要素です。メガネは肌に直接触れるものである為、肌に安全・安心な素材であることは絶対条件であると考えています。そして、シャルマングループだからこそ開発できたエクセレンスチタンは、さらに進化したチタン合金であり、安心して使っていただけるニッケルフリーの素材です。エクセレンスチタンは、シャルマングループが自信を持って提案する次世代のメガネフレーム素材です。